"Honesty is such a lonely word.
Everyone is so untrue.
Honesty is hardly ever heard.
And mostly what I need from you."
ビリー・ジョエルの1979年の作品。
和訳すると、
"誠実って、とても寂しい言葉だね
みんな、とても不誠実
誠実ってめったに聞かない
でも、だからこそ君から聞きたいんだ"
ビリーが人間不信になりかけた時に書いた詩で、
うわべだけのことばかりで誰も本当のことを言わないが、
君からだけは本当のことを聞きたいんだ・・・という
救済を求める叫びに聞こえる。
ここから話は急展開するが、
決して刹那的な日記を書きたかった訳ではない。
荀子の性悪説にもあるように、
人間の本性は欲望的存在にすぎないが、
後天的努力(例えば学問を修めること)により公共善を知り、
礼儀を正すことができるものなのである。
全ての人が欲望にまみれた本性を持っているからといって、
誠実ってめったに聞かないからといって、
自分も同じようにしていては何も変わらない。
何かを良くしたい、解決したいと思った時、
また、正義を信じたい時にすべきことは、
人に多くを求めるのではなく、自分自身が後天的努力をするかどうかであり、
それが"自分らしさ"という形で人に受け入れられ、
気が付いたら物事が好転していくものなのではないだろうか。
先日テレビを見ていたら、ふと耳に入ってきたフレーズ。
「余計なお世話だ」「君の知ったことじゃない」の意。
横柄な表現ではあるが、
"business"という単語を使っているあたりがとても印象深く、
嫌々受験時に覚えたイディオムの中でも未だに記憶に残っている。
"business"という英単語。
営利を目的とした仕事的な要素だけではなく、
"本分、務め"の意味合いでも使われる。
話は変わって、神戸製鋼ラグビー部総監督の平尾誠二氏のエピソード。
彼が現役で主将をやっていた頃のベンチ裏で組んだ円陣での一言。
「お前のことやれ」
大学ラグビー部の名門校はベンチ裏の円陣で部歌を歌い、
感極まって泣いている選手もいるというのに。
なんとあっさりしたペップトーク。。。
日本選手権で7連覇できる成熟したチームだけあって、
今更とやかく言う必要はないということか。
・自分の本分、務めを果たすこと
・各自がその務めを果たせば円滑に組織が回る成熟した仕組み
成果を上げる組織の基本はここにある。